11年9月

11/09/27 桂浜園地彼岸花

彼岸花の前に朝陽の湖岸風景を撮るために深夜3時半過ぎに起床して4時出発、5時過ぎに高島市桂浜園地に着いた。

風もなく波も静か、残念ながら水平線に雲が多く、朝焼けは見られなかった。遠くに竹生島を見て手前にヨシを配して日の出前の風景として撮影。WBは晴天のままで青みを残した。

しばらくして竹生島の真上に陽が射した。手前に朽ちた杭を配して湖面に伸びる陽の反射を捉えてみた。

6時半頃になると、彼岸花にも十分に陽が廻る。木立の中に群生する彼岸花を撮影。まだ真横に近い日射しのため、花に影が強くでていないところを選んだ。より群生感を出すためにローアングルにすると奥行き感がない、俯瞰気味に奥行き感を出すと花の密度がでない。悩むところだ。

敢えて影を強調して木立の根元に咲く花のイメージで撮影。もう少し花が多ければよかったと思うが、そうは見つけられなかった。粘りが足りない。

木立の影そのものを強調して撮影してみた。

7時半を過ぎると木の葉っぱや花にも十分に陽が廻って撮りやすい感じ。木立の中の彼岸花のイメージで、木立を多く入れて撮ってみた。

 

滋賀に40年住んでいるにも関わらず、ここの群生を知ったのは2年ほど前のこと。いつ頃から見事な群生になったのだろうか。そして昨年に続いて2回目の撮影だが、「これは!」と言えるショットはまだない。来年は2度3度訪れるべきか・・・。

11/09/17 覗き見る

クラブ写真展も無事に終わって、撮影に行かなくては載せるものがないということで、午後から近場の琵琶湖博物館に出かけた。目的は水族展示室での子供のスナップ撮影。

水槽を覗く子供の表情や姿勢をポイントに撮影。子供はじっとしていない、ちょろちょろ動き回って、なかなか撮らせてもらえない。外は雨も降っており、D200では光量不足。感度を上げてもスローシャッター。高感度カメラが欲しい!

海水の水族館と違って、水の青さがないのが被写体としては欠点かな?

 

台湾からの修学旅行生が多く見られた。水槽の壁に頭をつけて覗くタイミングがうまい具合に撮れた。

水槽の中に大きく飛び出した半円の窓。三兄弟、姉妹がおそるおそる覗いていたが、そのうちに安心してプラスチックの窓へ踏み出した。あたかも自分が水中にいるように感じたに違いない。その後ろ姿から喜ぶ顔が感じられた。