11年12月

11/12/26 仰木棚田

珍しく連日の早起きだが、昨日の西の湖が肩すかしだったので仰木の棚田へ。守山湖岸からは対岸の明かりがはっきり見え、見た感じでは降雪も期待できないような状態だった。しかしR161仰木口に来ると僅かながら積雪があり、棚田の積雪が期待できた。

ちょっと早すぎたので、棚田の駐車場で30分ほど車内で暖をとり、朝焼けを待つが全く期待できないまま明るくなり始めた。

棚田の真ん中を横切る農道を走り、とりあえず積雪の状態を確認。どか雪でもなくうっすらの雪でもなく写真には良さそう。

歩いて農道を折り返し、東手から農道を撮影。軽トラでも来ないかなと20分ほど待つも来ない。とりあえずのワンショット。

時折、降雪が激しくなる。柿の木には残りガキがまだたくさんついている。写真にはまだちょっと多すぎるかなと思うが、背景に小屋を入れて撮影。もうちょっとシャッタ速度が速いほうが降雪が表現できたかなと思うが・・・。

場所は違うが、背景が暗い場所の柿をアップ撮影。木漏れ日の白が邪魔しているし、高倍率ズームの開放F5.6では、ボケ味は良くないと思った。

11/12/25 西の湖

この週初めは寒波で近江八幡も降雪があるとの予報で、久しぶりに朝早く円山、西の湖に出かけた。しかし近江八幡に近づくも田畑や道路には全く雪は見られず、諦めて引き返そうかとも思いながら円山へ。舟泊まりのショット1枚のみ撮影で終わり。

続いて西の湖に向かう。一部に芦の刈り取りが始まっていたが、まだ写真になる状況ではないと思った。東の空がやや明るく色づき始めたが、雲が多く紅い朝焼けは見られなかった。

11/12/03-04 一泊撮影旅行

所属する写真愛好会「写研カメレオン」の親睦行事兼撮影旅行で、倉敷、尾道に行ってきた。自家用車乗り合いで、昼前に倉敷に着いた。

まず初めに倉敷アイビースクエアでの撮影。歩き疲れたのかイスに座って携帯を操作しているご婦人をスナップショット。

美観地区、風景として狙うにはセンスがないのかイメージが湧かない。結局川沿いで狙うはやはりスナップショット。観光客ではなく、地の人を狙いたかったが、なかなか見つけられない。

一人歩きの女性がアクセサリーを物色していた。お店のオーナー?は出店準備中で手が離せないのか相手にしない。

奥行き感を出すも遠景に他の観光客を入れないために、やや俯瞰気味の撮影。女性の顔が完全に隠れてしまったのは頂けないか。

1時間ちょっとの撮影を済ませ、昼食を取る。昼食後は川沿いを離れ、ブラブラするもナイスショットは得られず。

 

早々に倉敷を後にして尾道へ。夕陽を期待しての撮影地選定だったが、生憎の天候で夕食まで波止場をブラブラすることに。

ほんの短時間の晴れ間も覗く中、見かけた金属のアーチ状のオブジェ。電灯と海面を反射して輝いていた。

向島との渡船乗り場。自転車に乗った高校生が乗り込もうとしていた。わずか数分の距離だが、毎日の通学路としての日常があった。

翌朝、朝食前にもう一度渡船乗り場に出かけたが、客はほとんどなかった。乗員に聞くと、土日は通勤通学の客がほとんどないとのこと。

ときどきタクシーや郵便の車が乗り降りしていた。ほんとに市民の日常を守っている渡船だ。

渡船乗り場を後にして、商店街をブラブラするも人出はない。近くで電車の通る音がして、線路の方へ走る。10分程度待つと電車が走ってきた。朝陽が電車に直接当たるには少々早すぎたが、じっくり粘って撮るほど私は「撮り鉄」ではない。

商店街に再び戻って、一人の男性が駅方面にのんびり歩く姿を撮影。自宅に帰って気づいたが、もう数秒後のタイミングで撮影したら、横の路地からの光で人物を浮かび上がらせることができたと反省。

もうしばらく待つと、高校生が自転車で飛ばしてきた。私のカメラは高感度が不得手でスローシャッターになったため、もう少し前のタイミングでは自転車が大きく幽霊のようにぶれていた。一方、このショットでは前方の生徒が小さすぎるように感じた。こういう経験をすると、最新の高感度性能のよいカメラが欲しくなる。

朝食後は、ロープウェイで千光寺公園へ。見晴らしはいいものの、尾道の港はそれほどよい撮影候補ではないようだ。

公園の頂上にあるブロンズ像を逆光気味に白い雲と青空を背景に後ろから撮影。もう少しラインが出るかなとも思ったが、そうは問屋が卸さない。

猫の小径にはネコのオブジェが所々にあった。背景に観光客を入れて撮影。しかし、階段の入れ方が中途半端か。

日頃はロードバイクに肩入れしてカメラのお相手をサボっているせいか、いいショットには恵まれなかったが(本当は才能と感性がないのだが)、今回は久しぶりの一泊撮影旅行で、シャッターだけはたくさん押した一日、いや二日であった。