10年8月度

10/08/28 伊根・舞鶴赤レンガ倉庫

3週間ぶりにカメラを手にした。所属クラブで京都北部の伊根の舟屋と舞鶴赤レンガ倉庫の撮影に来た。いずれも私は初めての訪問・撮影だ。

まず伊根の舟屋だが、観光タクシーに乗ってもみんな似たり寄ったりの作品になるだろうとバラバラで町並み、スナップと相成った。

舟屋には絵になるような舟はほとんど入ってなかった。まずは対岸から夏の光に輝く海面の奥に伊根の舟屋全景を配して撮影した。

舟屋ではないが、家そのものが海辺に面して建てられており、洗濯物が干してあり、生活感が感じられた。住人が干しているなり、椅子にでも座って日光浴でもしていると良かったと思った。

当日の夜は花火大会が催されるとのこと。きっとバーベキューでも食べた後に鑑賞するのだろう。準備万端の光景が目に付いた。

今日も猛暑日で、洗濯物の強い影が目に付いた。実体の洗濯物を全部入れる必要はなかったのでは?と自問する。

道の駅「舟屋の里」で食事を取り、赤レンガ倉庫に向かった。倉庫内に差し込む窓の光に興味が出て、観光客が壁に掲示されている作品を鑑賞するのを狙ったが、もう少し、奥に位置するまで待ったら、頭もしっかりとシルエットになっただろうと残念に思う。

外を歩く観光客を窓から狙うべく待ったが、なかなか現れない。対面のレンガの壁にくっきりと影が投影されていたので、窓ガラスにいっぱいに近づいて撮影。窓の中に配した方がいいと思ったが、格子が邪魔で気にいらなかった。

 

今回の撮影行では、伊根も赤レンガ倉庫も短時間の撮影でなんとなく消化不良になった感じだった。

10/08/05 烏丸半島蓮池

3回目の早朝撮影。朝陽が昇る前にだんだんと雲が薄れていった。今日も朝焼けは見込めないと思い、レンズを通して蓮ばかり眺めていたら、日の出後に新しく流れてきた雲が色づいてきた。あわててハーフNDを取り出して撮影。やはり、手前に花が少なく、蓮池としては寂しい風景だ。

ちらほら一般観光客が増えてきた。上部の木の葉っぱでレンズへの太陽光の入射を防ぎ、影も生かして早朝の蓮鑑賞の雰囲気で撮った。

若いカップルの女性の長い髪に惹かれた。だんだんと離れていくので、慌てて撮ったため足を入れず終いだった。足元と影も入れたほうがよかったのではと反省。

花の撮影を諦め、面白そうな影がないか探した。花が落ちた蓮の影がくっきりと。また葉っぱには朝露が残っていた。

蕾がくっきりと影を作っていた。実体の蕾がもう少し頭を出してくれていたら良かったのに。

葉っぱの下に咲く頃良い花を見つけた。強い朝日が当たって飛んでしまった部分がある。もう少し粘ったら、完全に葉陰になり、いい色になっただろうが、朝でも強い日差しに負けて撮影終了となった。

これがたぶん今年最後の撮影になるだろう。