10年6月度

10/06/26 芦刈園スナップ

中国旅行から帰って、2週間以上経つが、撮影に出かけたのは近くの守山市芦刈園。その他の日はロードバイク中心の生活で、掲載も延び延びとなった。

この日は小雨の降る日だった。花中心で撮影を始めたが、どうも手応えがない。雨のため、レンズも高倍率ズーム一本のみ。マクロ撮影もできない。

そこで、スナップに切り替えた。雨も一時止んで年配のご婦人が二人、車を押しながら花を楽しんでいた。楽しそうな会話が聞こえるといいのだが・・・。

女性はこうして連れだって外出される。うらやましい。私もその歳になっても杖か車を押しながらこうして外出して楽しめるだろうか。

(正面からのショットは、プライバシーや人格権、肖像権を犯すものではないと思うが、掲載は見送った。)

小雨の中、ペアルックの兄弟を撮った。濡れるほどの雨でもなく、明るい傘を廻しながらきょろきょろしていた。もう少し坂を登った位置で、遠景に他の観光客がいなかったらよかっただろう。

同じ場所にカメラをセットして、待つこと15分ぐらい。赤い雨合羽の子供が目に入った。こちらも傘をさしながらの撮影で、フレーミングとしては、お母さんは半分ぐらいカットしたほうが良かったのかなと思う。

10/06/22 中国旅行5(魯迅公園)

旅行最後の日は、魯迅記念館、魯迅公園でした。ガイドさんによると、女性は55才から年金が支給されるとのことで、公園等で社交ダンスや太極拳、トランプ遊びなどに興じる人が多いとのことでした。この公園でもそのようなご婦人方を多く見かけました。

写真は、一人で剣舞?を舞っておられる方で、熱心に踊りの型を練習されていました。見物人はまばらでしたが、踊り終われるとニコッとされて、拍手がでるとうれしそうでした。

芝生では、兄弟が自転車遊びをしていました。お兄ちゃんが「おまえのじてんしゃはあっちだろ!」と弟にいってるみたいでした。弟も自転車に乗りたかったんでしょうね。

この後、上海博物館をたっぷり見学し、昼食後、空港へ向かいました。

10/06/21 中国旅行4(上海ヒルズ)

100階展望室からの眺めはやはり中国でも一番のものと思えたが、スモッグのせいか、遠景はぼんやりとしていたので、感動は薄れた。夜景はどんなものだろうか。たぶん、昼間よりはずっといいだろうな。

記念写真を撮るカップル達を天井に写る絵を上向きで撮影し、俯瞰的なショットとしてみた。

運良く、窓ふきの作業が見られた。少年が興味深そうに、おっかなびっくり模様で眺めていた。自身を支える右手が窓格子と重なってしまったのは残念。

この後、外灘観光。昼間はそれほどでもない。私は夜の外灘を見たかったが、我がグループ他の全員は夜のオプショナルツアー雑伎団見物を希望。夜の一人歩きはダメとの家内の強い反対で、結局夜は一緒に雑伎団鑑賞となった。雑伎団も韓国、香港に続き3回目だが、それぞれ出し物が異なり、結局楽しめたのは言うまでもない。

10/06/21 中国旅行3(蘇州)

ホテルの部屋からの光景だ。自動車は幹線から分岐して左上への一方通行だが、自転車やバイクは時々左上から右下へ走行している。そういう道路に半分以上迫り出してお弁当販売の出店があった。多くのバイクや自転車通勤客が立ち寄って、商売繁盛のようであった。黄色の線に沿ってお店を出すべきだろうが、そうすれば直進のバイクや自転車客を取れない。この位置が商売には不可欠だろう。自動車も客に注意しながら徐行しており、どの車両も文句を言う風景は見られなかった。この商売人に中国人のしたたかさを見た。

今日の観光地はまず中国四大庭園の留園。屋根付き廊下から外を見たショット。

美形の女性が琴?を奏でていた。その演奏に聴き入ることなく、スナップ対象を探した。同じツアーグループの男性達が一斉にシャッターを押した。その気持は十分判る。

一方、子供は身を乗り出して、見入っていた。目の前の黒い柱が邪魔だった。また、もう少し右から撮れば、子供の表情が活きていたかも・・・。

続いて、小籠包の発祥地、古猗園。昼食を終えて、隣の公園を散策。トランプに興ずる多くの女性が目に付いた。気兼ねしながら撮らせてもらった。

10/06/20 中国旅行2(蘇州)

蘇州運河のナイトクルーズ。観光写真的な類の撮影である。私のデジ一眼はニコンのD200で、常用感度ISO1600しかなく、この夜の写真5枚はすべて拡張増感1段の最高感度での撮影である。さらに現像時に暗部を1段以上持ち上げている。増感によるものだろうが、少々コントラストが付きすぎのような気がする。このようなシチュエーションではD700等の最新高感度対応の新製品が欲しくなるが、こういうケースも1年に1回か2回。現状購入には踏み切れない。私の感性、技術レベルではカメラに頼るなとD200さえも嘆いているのではないだろうか。

水しぶきへの照明で、三色切り替えだったと記憶しているが、赤、青、もうひとつは何色だったか記憶にない。ショットに収めた赤、青の写真ではやはり青が良かった。

船を降りて、ちょっと歩くと三塘街。そこはなんと宿泊ホテルの近くで夕方歩いて廻った場所のちょっと先だった。あらかじめガイドさんから情報を仕入れていれば、昼間の撮影が楽しめたのに。

10/06/20 中国旅行1(無錫・蘇州)

6/19-6/22と上海・江南3泊4日の格安旅行に出かけた。いつもの4親族と旅行だ。現役夫婦が1組いるので、だいたい短い旅行になる。

初日は、関空夕方出発のため蘇州のホテルに直行だった。2日目は無錫の三国城(京都の映画村のようなもの)、太湖遊覧を楽しんだが、ほとんど撮影することはなかった。真珠ショッピングに連れて行かれたが、買い物には全く興味がなく、印鑑の手彫りをワンショット撮らせてもらった。アイレベルではちょっと高さが足りず、彫刻面が捉えられていない。

午後は、蘇州に戻り寒山寺観光。長い線香を持って、四方に祈るスタイルだ。後ろ向きの観光客が邪魔だが、ま~、どこでもガイドにせかされ、ましなショットは撮れていない。

寺のどこかしこに赤いリボン状のもの(ガイドの行く手には注意を払うが何か撮影対象はないかと探してばかりでほとんど説明は聞いていなかったので、よく分からない)が目立った。背景はぼかしたが、ボケが少なかったようだ。

熱心に説明看板を見ている中国人女性を狙った。もっと年配者の方だったら良かったのだが・・・。

寒山寺観光の後、シルク工場を見学。そして、オプショナルツアーの蘇州運河遊覧と山塘街散策に備えて早めのホテル帰着となった。

しかし、出発までは陽が高く時間があったので、ホテル周辺を散策。川添いの古い民家が目に付いた。東向きであり、翌朝夜明けに期待したが、残念ながら早くは起きられなかった。

散策の途中、乗客が乗っているにも関わらず、一時停車だろうか、車体を洗車している女性を見つけた。色々な商売があるものだ。

川添いの細い路地に留めてあるバイクが目に付いた。バイク周辺には民家の出入り口は見えなかったので、なんとなく不思議な感じがしてシャッターを押した。

川添いの公園に出ると、トランプ賭け事に興じる人や売る気のあるのかないのか出店があった。その中でも椅子一つを置いただけの散髪屋が目に付いた。私も最近日本で格安散髪屋を利用するようになったが、ここでもそんな気分だろうか。

 

(この後、夜のオプショナルツアーに出かけたが、そのショットは次回掲載)

10/06/14 八幡堀ハナショウブ

午後から一雨来そうだったので近江八幡市八幡堀に出かけた。例年よりハナショウブの株数が少ないようだ。観光協会によると、キショウブに押されているとのこと。

キショウブの終わった花が汚く、フレーミングから外すのに気を遣った。

菖蒲園では花中心の撮影になるが、八幡堀は単に花だけの撮影ではなく、背景に民家や白壁等が入れられるのが好きだ。しっとり濡れた石畳も入れたが、中途半端か?

一輪のショウブを主体に白壁をぼかして背景とした。長い葉っぱが気になった。また、対岸の岸にショウブが少ないのも寂しいか・・・。

紫の蕾に惹かれたが、背景からあまり浮き上がっていない。もうちょっと咲き始めていた方が良かった。中景に舟の先をちょっとだけ入れてみた。

「撮らしてや!」と言いながら、返事を待たずシャッターを押した。もうちょっと踏み出して俯瞰すれば堀が写るが、ほぼ目線レベルで話し込みながら下校する表情を狙った。

10/06/13 平池カキツバタ

國さん、K田さんと高島市の平池に行った。3年前に初めて國さんに連れて行ってもらって今回が2回目となる。知恵姫さん、kayoさんに出会った。

花のボリュームが少ないので、望遠気味で多少圧縮効果を狙った。左端は群生ぎりぎりにカットして、まだ広がりの余韻を残してみた。風が止まないので、あえて波が廻った瞬間を撮ったが、手前の波が邪魔した。

岸近くの黄色い花(草花には疎く名前は知らない)を主体に、カキツバタをぼかして背景とした。距離が離れているので、F11まで絞ってもこのぼけ具合だ。

黄色い花はピント合ったものとぼけの2本と思ったが、適切な構図が見つけられず、ちょっと多いかなと思う。

風が静まって水面に映るカキツバタと背景の杉林を入れた。晴天ならもっと濃い青空になったろうに。やはり花が少なく、寂しい気がする。