10年3月度

10/03/30 烏丸半島と水滴

うっすらと雪が降った朝だった。東の空にいい案配の雲がある。雪の朝焼けはどんな感じだろうと期待しながら烏丸半島へ。

しかし、雪は全くなかった。時間が経つにつれて水平線の雲も流れて、期待の朝焼けはなかった。

仕方なく、草むらの朝露を探し、枯れ草の先端を包み込む露を手持ちで撮った。芝生のような背丈の低い草のため、ぼかせない草が気になる。

芦刈園へ向かった。ほんのうっすらと残った雪が時間と共に溶けて氷状になっていった。光を受けて輝く面白そうな氷の形を見つけた。

椿に朝露か雪が溶けた水滴が残っていた。椿の赤に埋もれそうながら、光を受けて輝く水滴を風に揺れる中、連続シャッタでピントが合った1枚を撮ることができた。

10/03/30 醍醐寺の桜

明日から天気が崩れると言うことで、家内と醍醐寺の花見に出かけた。7分咲き程度だろうか。この週末が満開となるのでは?

しだれ桜を逆光で、太陽を木の枝で隠して撮った。桜は明るさ補正を加えている。

10/03/30 祇園白川の夜桜

醍醐寺から帰って、一人で祇園白川の夜桜撮影に出かけた。着いたのは5時半頃か。下見しながら歩いていたら、ゴイサギ?が休憩していた。そう言えば、以前に白川の川の中で見かけたことがある。夕食の餌をたっぷり食べて、眠りにでもついたのだろうか。

河端通りに近い桜はほぼ満開だった。ビルの壁に映る桜を狙った。格子がなければ、遠目の桜に見えるのではないだろうか。

白川添いの桜は全体として満開とはいかず、枝の先は蕾の桜が多かった。その中で満開に近い桜を選んだ。しかし、白川の情景は撮し込めなかった。

帰るとき、新橋通の花灯路に気がついた。今年の東山花灯路はとっくに終わっているのに・・・と思いながら撮った。残念ながら通行人が少なく、いい構図に人物を配置できなかった。これは例年白川夜桜ライトアップに合わせて灯しているのだろうか?

10/03/25 水滴

この一週間撮影に出かけていない。雨もよく降る。午後に小止みになったので、手っ取り早くまた庭先の水滴を撮った。

面白そうだったので物干し竿に付いた水滴を撮ったが、写った写真はそれほどでもない。なぜか、どう撮るべきだったのか?

赤い葉っぱについた水滴を等倍で狙ってみた。白と赤の大小2つの水滴を対比させて撮った。位置的に横並びはよくなかったようだ。楕円形の水滴も多いが、探すと真円に近い水滴がある。やっぱりきれいだ。

枯れ葉に垂れ下がる水滴。背景が黒くなる位置を選んで撮った。右上の枝のぼけが邪魔か?

10/03/14 近江八幡左義長祭り

昼前から出かけた。飾りの華やかさ、豪華さを狙おうとしたが、通常目線では観光客の頭が入り、うまくいかない。仕方なく、2基だけだが寄り合うところを高いところから撮った。

祭りの見所は激しい組み合いだが、それを冷静に見つめる観光客や祭りの当事者も視野に入り、なかなか表現が難しい。部外者が写っていないショットを選んでみた。

組み合いを下から見上げた構図での撮影だが、力強さを表現するのは難しい。スローシャッターで足下などを止めて、山車がぶれて動感でも出せたらと思うが・・・。

祭りの若衆もこの頃は化粧しなくなったので、人物のアップ撮影がしにくくなった。これは祭りに向かう親子を影の面白さを狙って、俯瞰撮影した。影に重きを置いたので、後方に空間を取ってみた。

10/03/12 蓮池の朝と朝露

こはくちょうもいないので、カメラマンもいないかなと思ったが、5~6人の先客がいた。太陽は薄い雲に遮られ、期待の朝焼けは得られなかった。

そこで、霜が降りていたので、草むらの朝露撮影となった。腹ばいになりながらの手持ち撮影で、小さな朝露を狙って、絞り開放で撮った。

道路添いの花壇のパンジーの朝露を狙った。花の縁に連なる朝露にすべてピントカスを合わせたかったが、花壇の縁が邪魔してできなかったので、1点のみにピントを合わせて撮った。ファンタジーの世界を感じることができた。これからもチャレンジしてみたい。

10/03/11 菜の花

近くの葉山川の菜の花撮影に出かけた。午後からだったので、逆光気味。川面の反射をバックに春の雰囲気を出してみた。手前の主役の菜の花全体にピントを合わせたかったので、2絞りほど絞った。絞り羽数は多いが、完全な円形絞りではなく、背景の丸ぼけに角が生じた。やはり解放絞りでの撮影がベストか?

菜の花撮影中に靴やズボンに多くの「くっつき虫?」が付いてしまった。形の良さそうなものを探して撮影。遊びでハイコントラストの白黒処理してみた。

10/03/08 長寿生の郷梅

青空も広がっていたので、午後から出かけた。入り口近くの梅林でクローズアップ撮影を試みた。

直線の枝が多い中、カーブした枝先を青空に抜けるように撮影した。しかし主体の梅が雲に重なってしまった。

同じ場所で、紅梅が逆光に輝いていた。無骨な木株を右下に配して切り取ってみた。

同じ場所で、背景にぼかした紅梅の蕾を配した。

撮るときは花の形や背景に気をとられ、他のショットではしべの色が汚い花が多かった。

奥の白梅の梅林に向かう頃には空は雲に覆われて、梅林をローアングルで撮るのは諦めた。

川添いの白梅を背景の木漏れ日を円形ぼかしで入れて撮影。ぼけの少ない下部の枝が邪魔してしまった。

10/03/04水滴

今日も午後から雨がやんだので、草津市水性植物園にマクロ撮影の練習に出かけた。しかし、入場口近くの屋外は風が強く、微妙なブレかピントの甘さが残る。等倍撮影では水玉がまだ小さい。もっと近づける中間リングが欲しくなった。

温室に入って水滴を探した。緑の葉っぱに連なる水滴を見つけた。2つの水滴が重ならない程度に斜めからの構図として、葉っぱの前後をぼかしてみた。

10/03/02 雨上がり

雨が上がったので、自宅の庭で水滴のマクロ撮影を試みた。風があったので板で遮って撮影したが、微妙なブレが残っている。また、水滴に写る背景がないため、ぼやっとした水玉になってしまった感がある。

水仙の葉っぱにはいくつもの水滴が残っていた。背景の水仙の位置をずらして水滴に写り込むようにした。うまく写り込んだと思うが、葉っぱの左右のぼけがなく、堅すぎる印象だ。