12年2月

12/02/28 しぶき氷

この冬一番と思える冷え込みの予報だったので、早起きしてこの冬初の鶏鳴の滝へ出かけた。最低気温の予報は氷点下7℃。

しかし、つららはたいしたことがなく、がっかり。そこで、滝壺手前のしぶき氷を撮影することにしたが、滝のしぶきが飛んでくるので、滝壺に向かって撮影はできない。すぐにカメラとレンズに凍り付いてしまう。

しぶき氷が付いた杉の枯れ枝をしぶきのかからない場所に移し、撮影。しぶき氷を撮るには滝壺に降りるしかない。

そこで、車から雨傘を取り出した。上下の雨合羽を着込んで、滝壺に降りて滝に背を向けて傘でしぶきを避けながら撮影。

しかし、左手に傘は持たなきゃならず、右手一本では三脚のセッティングもままならない。傘の柄を顎で支え、なんとか撮影した。氷の中の藻をアップして撮りたかったし、ピントも藻自身に合わせたかったし、藻全体に光が当たるセッティングを望んだが、三脚も私の足場もツルツルでままならず。手前のボケも避けるべきだった。苦労の割にはただ撮っただけに終わった感がする。

しかも、低温のせいで10数枚の撮影でバッテリがカラに。予備に交換して更に10数枚の撮影のみ。なんと電池食いの早いデジカメか。もうすぐ8年になる古いデジ一眼。そろそろ新機種が欲しい!

12/02/13 近所の雀

2/9に近所を散歩中に雀が群棲しているのを見かけた。早速、自宅に戻りカメラを車に積んで出かけてみるとまだたむろしていた。過去に雪の田んぼで寒雀を 撮ったことがあるが、雀は案外臆病で人気を感じるとすぐに飛び立っていなくなってしまう。ここは道路傍の草むらであり、 ウィンドーを明けて車中からこっそりと望遠で狙う。細かなポジションの変更ができないつらさがあるが、車外に出るわけにはいかない。

 

背景を空にして小枝に止まる雀を撮ったが、低感度のニコンD200の悲しさ、高速シャッターが切れないのでPLフィルターが使えないため、やはり空に深みがない。

翌10日にも出かけてみた。今まで同じ場所で見かけることはなかったが、ここでは同じく群棲していた。

かわいい表情を狙うためにアップ撮影してみた。冬場の雀は体毛を膨らませ、案外かわいいものだ。この感じは私だけだろうか。

撮っているうちに、他の散歩の人に驚いて飛び立ち、すぐそばの小屋の屋根の端に一列に並んで止まった。そこに1羽が割り込もうと空中で迷っていた。同じく並びたいようだ。これが習性だろうか。

飛び立つのを期待してウィンドーから顔を出すと、案の定驚いたのか飛び立った。ちょっとシャッタータイミングが遅かった。イメージとしては飛び立っていない雀との混成が良かったかと思う。

 

12日にもロードバイクで通ってみたが、この日は1羽も見かけなかった。

12/02/04 湖岸・菜の花

ロードバイクポタリングついででなぎさ公園の菜の花を撮りに出かけた。その途中、今浜町の旧野洲川沿いにある2本の木。青空をバックにシルエット気味に撮ってみた。左の雲がなく真ん中の低い雲だけで、右上のような濃い青空が背景一面にあればよかったなと思うが・・・。

琵琶湖大橋東詰なぎさ公園の菜の花は、先月から満開。菜の花と湖面を分ける堤防が邪魔で、低い位置から前ボケを入れて、散歩中の恋人(いや若夫婦かな?)を撮った。二人の重なり具合がもうひとつか?二人の間にほんのちょっと隙間があるといいと思ったが、恋人では仕方ないか。

子犬を連れた女性。女性と犬の視線は真反対。女性は湖面か山の雪でも眺めているのだろうが、犬は背を向けて観光客かカメラマンを見ているようだ。その対比が面白く感じた。

帰りの湖岸道路の公園で遊ぶ兄妹を見かけ、バイクに跨ったままで後ろから遠目で撮影。ロードバイクに跨り、オール黒のサングラス、フェースマスク、そしてウインドーブレークジャージ・タイツでは、近づいての撮影は御法度。やはり子供のスナップは、心通わせて近づいて撮るべきか。